タイでは、お酒の販売時間や販売日に規制があります。
タイは仏教国ですので、規制があるのはわかりますね。
タイは上座部仏教(小乗仏教)で、タイのお坊さんには厳しい5つ戒律があります。
1. 殺生してはいけません。
2. 泥棒してはいけません。
3. 性交してはいけません。
4. 嘘をついてはいけません。
5. 飲酒してはいけません。
タイの祝日は仏教に関する祝日もあるので、禁酒日ももちろんあるわけです。
それでは、お酒の販売時間と禁酒日を大きく2つに分けて見ていきます。
お酒の販売時間
なぜ、このように販売時間が決まってしまったのかというと、交通事故多発と理由らしいです。
11時~14時までの3時間、17時~24時までの6時間の間にお酒を買うようにしましょう。
コンビニやスーパーなどでは、レジに記録されてしまうので、1分過ぎても、販売は断れると思ったほうがいいですね。
定期的な役所のチェックにより、時間を過ぎて販売している場合は、販売店が違反として罰せられてしまいます。
小さな雑貨屋さんであれば、レジなんかはもちろんないと思うので、その場合は売ってくれるらしいですが・・・
タイの禁酒日
タイの祝日でも仏教に関する祝日は、禁酒日になります。
2017年 タイの禁酒日 | |
2月11日(土) | マーカブーチャー(万仏祭) |
5月10日(水) | ヴィサーカブーチャー(仏誕節) |
7月8日(土) | アーサーカブーチャー(三宝節) |
7月11日(火) | カオパンサー(入安居) |
10月5日(木) | オークパンサー(出安居) |
夜中の12時を過ぎたら、もう飲めなくなってしまうバーもありますよ。
お酒を販売しているゴーゴーバー、ディスコ、バー、クラブなんかは禁酒日に営業すると「罰金1万バーツまたは禁固6ヶ月」に経営者が適用されてしまうのです。
バーによっては、最初からその日はお店を開けないところもあるようです。
観光客は知らなかったという人もいると思います。
前もって調べて、家飲みはOKですので、買い込んでホテル内で飲むのであれば、問題ないようです。
祝日以外でも特別な日で禁酒日とは、「選挙日」と「国民投票日」の前日と当日です。
2016年8月7日に選挙があったのですが、そのときは前日の18時からお酒の販売は禁止になっておりました。