タイ政府は、2013年9月4日付けで酒税の税率を引き上げ、ビール、ワイン、ウイスキーなどのアルコール類の料金が値上げされました。
ビールの330ミリリットル缶のコンビニなどで売っている価格は「シンハービール」がそれまでの31バーツから36バーツに、「チャーンビール」が26バーツから30バーツに値上がりしたのが、2013年ですから、4年前になります。
2013年以前は、チャーンビールは、確か20バーツ(約70円)だったような気がします。
私は、日本ではアサヒスーパードライ派でしたので、「チャーンビール」が好きで仕事が終わって一杯ということで、晩酌しておりました。
喉ごしにカーという感じが好きです。
「シンハービール」は、日本ではキリンビール派というところでしょうか?
父は、キリンビール派ですので、お土産によく「シンハービール」を何本か持って行きました。
余談はこれくらいにして、2017年9月にもアルコールの値段が上がるという動きがあるんですよね。
目次
2017年9月からのビールの値段は、一体いくらになるのか?
なんだか、噂では2倍になるのではないか?タイの人ももちろんビールを飲むのですが、これは、ちょっと残酷な気がします。
タイでは、博打は一切禁止されています。
パチンコ店とかスロットとかないんですよね。
娯楽といえば、宝くじになってしまいます。
そのほかに、仕事上がりの一杯が、なんとビール1缶60バーツになったらどうなるのでしょうか?
タイの弁当1食分と同じ値段になってしまいます。
日本では、発泡酒は安く、もちろん弁当よりも安いのです。
娯楽もなく、ビールは値上げ、ストレス溜まりまくりのような気がします。
でも、地元タイ人は、そんなに値上げするわけないじゃないとたかをくくっているのです。
確かに以前こんなことがありましたね。
このサイトでもふれましたね。→タイでシートベルト着用義務化
シートベルトの規制の際も、ピックアップトラックの荷台には人は乗せない、シートベルト着用必須で、着用してない場合は罰金となっておりましたが、国民の強い反対から一転してピックアップトラックの荷台に結局乗っていいという結論。
だから、また政府に国民が反対すれば、酒税値上げも何とか逃れられると思っているのかもしれませんね。
アルコール類値上げ一覧表(大瓶ビール620ml)
この表に記載されていることを解説します。
左側に3.5、5、5.8、6というように記載されております。これは、アルコール度数です。
真ん中の数値は、現在の大瓶ビール620ml、1本の価格。
右側の数値は、2017年月に値上げ予想される大瓶ビール620ml、1本の価格。
アルコール度数5%のビールが結構多いのですが、現在42バーツのものが、一気に108バーツですよ。約2.5倍ですねー。これでは、リピーター率の高いプーケットお客様もびっくりです。
びっくりどころか、来タイ数にも影響されるのではないでしょうか?
実際、最近では、ビザ取得も厳しくなってきております。
外国人が住みにくくしているようなと現地に住んでいる方の間では、そんな情報もあるのですよね・・・
過去にもビールの値上がりは、あったのか?
タイの酒税とたばこ税の10年間の値上がり具合
2017年は、タイの仏暦でいうと2560年です。
こちらの表のタイ仏暦2545年は2002年、タイ仏暦2554年は2011年です。
ビールの値上げ
2002年~2011年までの経緯をみますと、ビールは10年間で約2倍の値上げになっていることがわかります。10年間で約30バーツの値上げです。
1年ごとの値上げは、微々たるもので、平均すると毎年3バーツぐらいの値上げになります。
平均して3バーツの値上げということは、単純に2017年には、18バーツ値上げになるわけです。予想としては、大瓶1本78バーツぐらいになってしまうのではないでしょうか?
ついでにたばこ税も見てみましょう。
たばこの値上げ
たばこは、酒税よりも値上げり率は低いですが、10年間での値上げは、2倍にほど近い数値です。
こちらの毎年、毎年、値上がり傾向にありますね。
一時期、たばこ税がすごく高くなるよというニュースで、前日に買いだめしておこうと、店のたばこの品切れがありました。
タイ人の中でマルボロとか吸っているいる人はあまりいませんが、LMという銘柄を吸う人が多かったです。
10年前は、1箱37バーツでしたが、今では80バーツ近くになっているらしいです。
タイのたばこの箱には、たばこをやめさせたい、体によくないという写真付きで販売しています。
タバコを吸うと肺が真っ黒という写真、歯がぼろぼろの写真、どれもグロテスクな写真ばかりで、これでタバコを辞めったっていう人もいたので、効果はあったらしいです。
その他の値上げ
いずれにしても、9月には、お酒の値上がりはあると思います。
夏休みにプーケットも繁忙期です。夏休みはツアー料金が高い上に、お父さんのビール代も日本と同じだった、高くなったなーなんて、残念感を与えたくないですね。
ただでさえ、プーケットは物価が高いイメージなってきていますから。
実にそうです。以前は、おかずが1袋(袋で売られてます)が20バーツでしたので、ご飯炊いて20バーツのおかず一品でよかった。そして、もちろん貯金もできましたが、今では、おかず1袋50バーツになってしまいましたよ。なので、自分で作ったほうがいいですね。
節約、節約と思っても、何でもお金がかかるので、うちでこうやってパソコンを記事を書いていたほうが楽しいですね。
物価は上がったのに、プーケットの給料は昔から上がりません。
これは、もうちょっと改善していただきたいことですねー。
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